混在できるまち

公営住宅の入居基準変更 高収入世帯、退去促す(アサヒコム11月29日)
公営住宅低所得者住宅のような図式になってしまうのはどうなのか。
しかも収入(世帯?)の基準が月収20万から23万8千円と、こういう住宅の実情は分からないが極端な印象を受ける。東京人最新号の杉本博司都築響一の項でも出ていたけど、所得による生活圏の区分があいまいなことも東京の良さというか自由さのひとつだと思う。
社会福祉のための政策が、結果として所得による住み分けを促してしまっては、トータルな意味での社会福祉とは違ってくるだろうから、いろんな人がいろんなところに混ざって暮らせるような政策を期待したい。