2004-01-01から1年間の記事一覧

雪の大晦日

盆と正月は瀬戸内海沿いにある僕が育った両親の家で過ごす。ししどと前日に大阪から帰ってきたAJは既にいなくなっていて、kmは自分の部屋で年賀状を書いているようだった。晩御飯に間に合うように帰る約束をしていたんだけど、起きてから3年ぶりにちゃん…

僕たちが吸っている空気

会社を一時間ほど抜け出して聞いてきた加藤信介先生の講演で、僕らが吸っている空気は目の前にある空気ではなく、足元周りの空気だということを知った。講演によると、常に放熱している人体によって引き起こされる微速の上昇気流の5%程度(胸元では10%)…

はてな市民

12月1日の日記が通算30日目で、晴れて「はてなダイアリー市民」となりました。 これからもどうぞよろしくお願いします。

自然の美しさについて

なにか感覚的にわかったような気がした。そもそも、自然っていうものはかならずしも美しいわけじゃない。 そのなかから、美しいと思える形や仕組みを意識的に、あるいは無意識に選び取るという選別のフィルターが入っている。選び取ることのできるバリエーシ…

悪役らしさ

フットサルにいってきました。 すごい筋肉痛でよたよた歩いてます。野球とくらべる必要はないかもしれないけど、ヘタはヘタなりにプレーへ参加できるという意味で、圧倒的にオープンで楽しい。シュートは入らなくても、とりあえずそこにいるだけで効果はある…

JR東日本と東武鉄道が相互乗り入れ 

@アサヒコム 10/04 16:03 http://www.asahi.com/national/update/1004/023.html埼玉県内の両者の路線が近接する部分を利用することで、わずか数億円で接続線を建設可能だという。既存のインフラを読替え、新しいネットワークをわずかな費用でつくっていく姿…

存続が断念されていた路面電車に仏企業が事業化提案 

@毎日新聞 2004年10月4日 東京夕刊 http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2004/10/04/20041004dde041040051000c.html「路面電車を含め、市内の公共交通全体を生かしたまちづくりを考えていきたい」 コネックス社のコメントがよかった。 一度は存…

打ち水住宅(@ヨミウリオンライン)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040824i416.htm 光触媒の超親水性が極めて薄い水の幕をつくり建物を覆う。 いわば、水でコーティングされた動く表皮。生物的。 快適な環境のためにはこういう輻射熱を制御する技術を積極的に使っていきたい。 光触…

羽田空港メガフロート工法断念(@アサヒコム)

http://www.asahi.com/business/update/0825/001.html 造船業界が提案するメガフロート案と建設業界が推す埋立+桟橋工法とを競合させていた国交省が、最後の最後にそれまでの前提をひっくり返して(競合する)土木工事の実績がある業者とJV(共同企業体)を…

料理のデザイン

新宿のアカシアのシチューを見ていて営団地下鉄のサインを思い出した。 どちらも同じ質をもっているような気がして、調べてみると、 アカシアは1963年の創業で、営団のサインは1972年から検討が始まっている。 ちょうど日本の高度経済成長期に重なる。 この…

豪華

前期と後期の入替え制。楽しみ。 近代美術館の琳派展 http://www.momat.go.jp/Honkan/RIMPA/list.html 光琳とはすこしちがうけど、こういう19世紀のボタニカルアートを使った作品もいい。 Trollback & Company の Still,the children are here というムー…

買った

アイデア最新号 原研哉のデザイン 北京オリンピックのシンボルマークとサインのシステム案が特に良かった。 漢字の原形となった象形文字のような各競技を表すアイコンが集合して全体としてのシンボルマークになる。異なる競技のアイコンの集合の結果であるシ…

新幹線へ

東京へ帰る日の朝、何が食べたいと聞かれたので、うどんと答えた。 母親が育てている菜園のシソやネギを取りに行くときに庭に出たら、一番下の弟が小学校入学祝にもらったサルスベリがきれいなピンク色の花をつけていてきれいだった。 2番目の弟夫婦と入れ…

投入堂

いってきました。最高。

直島

地中美術館に行った。家族で。 ものすごく贅沢な空間と展示。逃げ一つないコンクリート直付けの建具や、変態的なコンクリートワークはもう圧巻。こんな離島でよく打てたもんだ。3人のアーティストのための部屋のなかでは、ザ・モネって感じの「睡蓮」だけの…

武蔵野バスめぐり

かめすがまと保谷で自家栽培の野菜をつかったレストラン(penの菜園レストラン特集で知った)で食事をしたあと、練馬のちひろ美術館へ。元のアトリエがあった頃は知らないけど、その住宅のスケールと庭の雰囲気を引き継いだ美術館はとてもよかった。いろいろ…

日曜日のつづき

午前中は、まの設計していた住宅の引渡しに一緒にいってきました。 基本設計までは僕も一緒に考えていたので、そのとき考えていたことがねらい通りになっているか心配でしたが、想像以上の効果になっていて安心すると同時に、それまで曖昧だったことに少し自…

神保町

休日出勤の途中に立ち寄った神保町で、宇多田ヒカルを3回も見かけた。 1回目 小宮山書店のドアですれ違い。 2回目 佐藤書店(だと思います)で本を取ろうとしたとき隣に。 3回目 さらに村山書店で本を買って歩いていると、赤いオープンカー(MG)に乗っ…

クマゼミ

大阪の都心でクマゼミが増加。(@アサヒコム) http://www.asahi.com/science/update/0724/004.html 大阪市立大学教授の沼田英治さん(動物生理学)と大阪市立自然史博物館学芸員の初宿成彦さん(昆虫分類学)が中心となってクマゼミの羽に印を付けて生態を…

散弾銃の鉛弾を回収する透水性のポリエステル製シートが山の斜面を覆う(@ヨミウリオンライン) 埼玉国体クレー射撃会場:埼玉県長瀞総合射撃場(埼玉県長瀞町)http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040723i505.htm

発想の種類

雲をつくる植物プランクトン(@Hotwired Japan) http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20040722308.html打ち水大作戦 http://www.uchimizu.jp/一つ一つの小さなアクションの連鎖がミクロな気象をつくっていけることがたのしい。 「オデッ…

なんかすごい

メモ人口筋肉が冷却用のポンプに採用されるらしい。(アサヒコム) http://www.asahi.com/business/update/0716/059.html 目に映った風景を撮影し、どの部分に注視していたかを割り出す技術 (ヨミウリオンライン 追加:2004/7/20) http://www.yomiuri.co.jp/sc…

プラスチックの分別

プラスチックを可燃ゴミとすることが全国的に統一されそうだ。(日経ネット)http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040715AT2G1300M15072004.htmlペットボトルなど、リサイクルのシステムが出来ているプラスチックは例外みたいだから、今後は燃やすプラスチッ…

ひさしぶりに

焼肉を食べた。ありきんかめまとぼく、東高円寺で。 話題にでたマルイチという七輪で食べる焼肉屋さんも良さそう。

亀腹 

東京体育館にあるプールへ行ったら600円に値上げしていた。 30分そこそこ泳いで帰るだけなのだが、それで普段の昼食と同じくらいってのは痛い。 距離の割には安くない電車賃なんかを加えると映画が見れちゃう。 だからといって近場のプールに乗り換えようと…

神戸タワー

ロンドンに計画中のタワー (@The Guardian) http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,3604,1242573,00.html 高さ300mで、設計は元フォスター事務所の Ken Shuttleworthという人。 フォスター事務所で、同じロンドンのSwiss Re ビル (the Gherkin、180m,20…

冬のソナタ

先週の日曜日はひさしぶりに一日だらだらしたあと、まとふたりで自転車に乗って前から地図を眺めていて気になっていた山に登った。 山といっても標高40mくらいの山すそには小さな敷地いっぱいに建てられた家が密集していて、そのあいだを縫うように頻繁にク…

ホヤ

先週末は父親と赤坂で中華を食べた。本格北京料理というだけあって食べたことのないスープはとてもおいしかった。かたくるしくない独特の深みのある内装と、温かい紹興酒とバラエティーに富んだ食材と食後の中国茶の香りの幸せ感はやっぱり好きだ。 日本語が…

ばいきんまん

ばいきんまんがシャープの空気清浄機の広告に起用されるそうだ。日経ネットの記事 http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20040507AT1D0703Q07052004.html なぜかうれしい。 「ばいばいきーん」という決め台詞で全てをナンセンスにしてくれる ばいきんまんの…

自己責任

自己責任という言葉は、どこかいやな響きをもっている。 自己責任で決定を迫るのは大抵、強者の側だからだと思う。 よく使われるている関係は、医者と患者のように専門家から素人、あるいは安全側にいる人から危険にさらされている人。そして、集団から個人 …