2005-01-01から1年間の記事一覧

「そこにある」という感覚

表面を整えるために内部の矛盾を許すべきなのか、内部の矛盾を許さないことで結果として表面に矛盾(これを矛盾というべきかどうかは置いておいて)が出ることを許すのと、どちらを選択するべきなのか。美学の問題なのでどちらが正しいわけじゃない、と思う…

混在できるまち

公営住宅の入居基準変更 高収入世帯、退去促す(アサヒコム11月29日) 公営住宅=低所得者住宅のような図式になってしまうのはどうなのか。 しかも収入(世帯?)の基準が月収20万から23万8千円と、こういう住宅の実情は分からないが極端な印象を受ける。東…

「はずである」

駝鳥さん 「官から民へ」について〜問題は「責任の所在」なのか リスク管理エラーのリスクそのとおりだと思う。 それにしてもこれは傷口に塩を塗るようで、あまりにもひどい。 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051128k0000m040134000c.html 「ヒ…

あきのくだもの

食欲の秋じゃやないんだろうけど、今年のドミールでは異常なほど果物を食べた。 毎日のようにぶどうや梨、イチジクや桃で冷蔵庫がいっぱいだった。果物を食べていると、夏のあいだに溜めこんだからだの熱を取り除いてくれるような感覚が心地よいし、なにしろ…

今日は雨 霧雨は反映されない。小雨はされているみたいだ。

(続)阪急梅田駅

「梅田駅コンコースを残したい」という署名サイトができてます。 うれしいことに、壁画は残されることになったようです。 ただ、壁画のように物として価値がありわかりやすいものだけがのこされて、その壁画と一体となっていた空間そのものの価値へは目を向…

鍵をなくした。 その日は、いつもとすこし違うメンバーで、いつもよりすこし饒舌になり、いつもとすこし違う場所で、いつもとすこし違うルートで帰った。 そして、その次の日からだいたい一週間、誰かが帰ってこないかと外で時間をつぶしたり、出かけようと…

阪急梅田駅

谷中M類さんのところを開いてみると、とうとう阪急梅田ビル(@建築マップ)が解体されはじめてしまったみたいだ。大阪は、環状線と、それをわずかに越境して私鉄のターミナルが都市の核へ接続する構造や中之島と大通り、臨海部の古い工場群、そして国土コピ…

選挙

与党が3分の2を越えてしまった。 周囲ではほとんど支持されていないどころか嫌悪されているともいえる彼が、こんなにも支持されているとは。どうしようもない無力感。小泉さんが党内の反対派を外部に出すことによって、自分は一歩も動くことなく自民党のイメ…

今日は晴れ 東京アメッシュを見るのが最近の日課。 雨の様子がリアルタイムでわかる。 http://tokyo-ame.jwa.or.jp/

先週末の大雨はものすごかった。 河川が氾濫した中野と杉並のハザードマップを開くと、当たり前だけど水系と地形をそのまま反映している。 よく見ると現在の川道と氾濫域がずれているところが見つかる。 もともとの川筋とずれて河川が土木的に固定されてしま…

(もとのサイロ) サイロの躯体を再利用した集合住宅。かっこいい http://www.archined.nl/oem/reportages/mvrdvSilo/siloMVRDV.html MVRDVぽくない仕上がり。北欧の空気で脱色されたかのよう。

もうすぐ9月

さいきん、ずいぶん涼しくなった。

アリクイと熱帯魚

たぶん疲れてるだろう彼を元気付けてくれるようなアイテムがふさわしいと、sの誕生日のためにプレゼントを買いに出かけた。なんでもありそうなコンランショップでいろいろ眺めながらアロマやティーカップなんかも候補に挙がったけど、かめもぼくも、これは…

中と外のズレ

外壁サッシの割り付けと室内側の小部屋の部屋割りとは完全に一致することは、がらんどうのオフィスでない以上むつかしく、どうしてもサッシと部屋の間仕切りがクランクして取り付く部分が発生してしまう。そんなことをやっていて、必要な場所に必要な大きさ…

本家と分家

今朝はこの記事がダントツ 「ようこそ先輩」で母校を間違えて訪問 アサヒコム 小学校間違えたっていうのは面白すぎました。 そんなに戦中は混乱していたのかと見てみると、間違って訪れた瑞穂小学校というのが近辺の小学校のいわば本家にあたり、そこから数…

「景色に気をとられて」

琵琶湖の西岸を走る湖西線での出来事がなぜか気になった。 アサヒコム6月5日 湖西線でのオーバーランを伝えた記事 JR湖西線小野駅へは行ったことがないけど、地図で見る限り mapfan web:滋賀県志賀町小野湖青1丁目 は、ホームから200mほど向こうに湖面が…

社会に生かされている感覚

最近ありさんと飲むといつもこの話になる。 個人の政治的態度が社会にどう反映さるか、あるいは反映される可能性に希望を持てるかという感覚の違いについて。おんなじ意見に落ち着くことはないとわかっていても、つい話しはじめると意見の一致点を探し始めて…

重量の配分

結局買ったのはvodafone802SH。 PHSも候補にして見ていたんだけど、これが今購入できる機種の中では一番なじんだ。 若干手に持ったときに滑り落ちるような不安定さは感じるけど、細部まで良くつくりこまれていてデザインにも破綻がなく目地とか面の処理も含…

ケータイの持ちやすさについて

携帯を買おうとお店に行っても、気に入るものがなくずっとそのままでいたんだけど、 ようやく買い換えた。1.持った時手になじむ(折りたたみタイプの場合開きやすいもの) 2.重過ぎない(大きすぎない) 3.アンテナが出ていない(じゃまになる凸凹がな…

引越し

タウンエースを借りて引越し。 資源ごみを終業直後のごみ集積所へ滑り込みで持ち込んだり、ハザードランプでバッテリー上がるなんて想像もしない深夜のアクシデントに生まれて初めてジャフを呼んだり、幹線道路をバックして駐車場へ入れたり、次の日の朝に同…

ニュアンスのない能天気さ

会社の運営サイドが提示した設計料がクライアントの慣習と大きく食い違っていたことが発端となり、今まで考えていたファサードなんかの実現が怪しくなってきた。もちろん、そんなことがあっても崩れない強固な信頼関係がクライアントと築けていればこんなこ…

再会と再開

調査報告書の完成記念パーティーへ 歴代の参加メンバーと久しぶりに再会。 それぞれがすこしづつ違う方向を向いて進み始めていて自分も奮起させられた。 スタート地点が同じだからこそリアリティーの感じられる比較。 何年かぶりにかなり深く酔っ払った。

花見

今年は外濠。 目的地のM邸に向かう途中「やっぱり本物の桜の下がいい」を合言葉のように連呼しながら、ジャングルジムの横へ、持ってくはずのお酒や料理を花見帰りのありさんのシートの上に広げる。 M邸では、いつものように来ないと思っていたIが珍しく顔を…

hhtyle.com/casa

安藤さんの新作

峠のお茶屋さん

都内某所で予定されている再開発計画の敷地を見学中、気になる物件に遭遇。 敷地内で行われている埋蔵文化財調査のための仮設小屋なんだけど、それがなかなか良い。 一人で味わうのももったいないのでアップ。 雛壇状になっている2つの平場をつなぐための坂…

Informal日本語版

今月下旬にinfomal日本語版が刊行されるそうです。 TOTO出版。金田充弘 監修/山形浩生 訳。http://www.nanyodo.co.jp/php/detail2.php?SBID=74c04830&sbcnt=0&cate=new&p=0&book_id=88706249

御成小学校

鎌倉駅の近くにある御成小学校がとてもよかった。 外から眺めただけだけど、木造の校舎から、モダニズムの校舎、最近出来た校舎と3代にわたる建物が歴史をリレーしている感じですごく好感が持てる。大きなクスの木のある校庭を挟んで背後には山(御成山)が…

鎌倉

まが新しい事務所に移って初めの仕事になる敷地を一緒に見に行った。 木の下に住んでるような感覚の気持ちのいい敷地で、背後に常緑樹で覆われた崖があり、敷地のどこにいても少し目線を上げれば木が見える。脇を見れば道路の向こうに屋根の連続する眺めが得…

農業とランドスケープ

カナリア諸島ランサローテ島のブドウ栽培の手法が面白い。 http://www.lanzarote-tour.com/editorial/agricultura/agricultura.php水源がない砂漠性の気候において作物を育てるために、粘土層の上を肥沃な土壌が覆っている土地の特性を利用して集水と保水の…