峠のお茶屋さん

都内某所で予定されている再開発計画の敷地を見学中、気になる物件に遭遇。
敷地内で行われている埋蔵文化財調査のための仮設小屋なんだけど、それがなかなか良い。
一人で味わうのももったいないのでアップ。

雛壇状になっている2つの平場をつなぐための坂道が緑に覆われ、外からは緑のボリュームに見える(一枚目の写真)。その坂道の入り口(下側)に建っている。道の勾配と線形に沿ってプレファブの仮設小屋が3棟並び、それらを木製の縁側的なデッキがつなげる、ただそれだけなんだけど十分気持ちいい建ち方になっていて、緑道の空間と見事に一体化していました(2,3枚目)。作業所のおじさんが、峠のお茶屋さんを使うようにくつろいでいる様子も納得です。(4枚目)