ケータイの持ちやすさについて
携帯を買おうとお店に行っても、気に入るものがなくずっとそのままでいたんだけど、
ようやく買い換えた。
1.持った時手になじむ(折りたたみタイプの場合開きやすいもの)
2.重過ぎない(大きすぎない)
3.アンテナが出ていない(じゃまになる凸凹がない)
4.ボタンが押しやすい
5.使っているときに美しいか
だいたいこんな条件を満たせている携帯がほしかったんだけど、
まず、手に持って使う携帯として基本的な性能のはずの
1.を満足しているものが少なく、折りたたみタイプの場合、auのPENCKとか閉じているときの姿をきれいにしようとして結果開けにくくなっているものもデザインの目的に共感できない。あと、全般的にソニーエリクソンはこの条件を真剣に考えているものが特に少ない。さらにいえば、ドコモは変なギミックが多くて操作感がガサツで扱いにくい。また、重量バランスも重要で開いたときに液晶側が重過ぎるものは安定しない。
2.も最近の高機能化の影響か明らかに大きくかつ重くなっている。ここでもドコモは機能ばっかり肥大していて「もちにくい」「開きにくい」「開いたときの重量バランスが悪い」の三拍子そろっていてかつかっこ悪くて萎えるものばかり。
3.はなんで未だにアンテナを出す必要があるのかテクニカルなことはよくわからないけど、ドコモは特に無頓着。外観もレトロになるし、取り出すとき一々鞄やポケットに引っかかるのはきれいじゃない。
4.グラフィカルに処理したいのはわかるけど、そもそもボタンが押しにくい電話っていうのはデザインの意味を取り違えてるんじゃないか。サイズが小さすぎる携帯も同様。
5.開いたときのことまで考えている携帯が少ない。きれいに作ろうとしているものでもスタティックな美しさばかりを追求してたり、メッキを施したものや艶を出しているタイプのものは手垢がついて汚くなることがすぐ想像できる。それから最近の折畳みタイプの携帯に多いのがヒンジ部が本体上部に飛び出ていて本体がL字型になっているもので、本体内部に収まりきらなかったのかもしれないけど、開いたとき液晶部分が手前側に迫ってきたり、直線的になりすぎて見にくかったりとどうも不自然な状態になっている。
本当にきれいで使いやすいケータイはいつになったら手に入るのかはわからないけどauとvodafoneはこういうところも意識していると思えるものもあって好感持てる。ドコモは新技術の開発に夢中なんだろうなきっと。でも、お財布ケータイとかは立派です。
こういうデータもあるみたいだし、もっとトータルな操作感を洗練させてほしい。
http://nd.nikkeibp.co.jp/nd/ud/06/data.html
峠のお茶屋さん
都内某所で予定されている再開発計画の敷地を見学中、気になる物件に遭遇。
敷地内で行われている埋蔵文化財調査のための仮設小屋なんだけど、それがなかなか良い。
一人で味わうのももったいないのでアップ。
雛壇状になっている2つの平場をつなぐための坂道が緑に覆われ、外からは緑のボリュームに見える(一枚目の写真)。その坂道の入り口(下側)に建っている。道の勾配と線形に沿ってプレファブの仮設小屋が3棟並び、それらを木製の縁側的なデッキがつなげる、ただそれだけなんだけど十分気持ちいい建ち方になっていて、緑道の空間と見事に一体化していました(2,3枚目)。作業所のおじさんが、峠のお茶屋さんを使うようにくつろいでいる様子も納得です。(4枚目)